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GIXXER150(ジクサー150)1年間の乗車レビュー・評価[街乗り最強]

2023年1月7日

ちょうど一年前の今頃、私は念願の中型バイクデビューを果たした。

当時の私はバイクの知識があまりなく、その選択肢の多さに溺れていた。

当初はHONDAかYAMAHAのコスパの良いバイクにしようと思っていたが、最終的に私が選んだのは違った。

私は青が好きだった。

最高のコスパ、街乗り最強。

SUZUKI  GIXXER150

である。

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GIXXER150(ジクサー150)を選んだ理由

まず私は50ccの原付には乗っていたが、中型バイクというものは初めての購入であった。

排気量は維持費が安くなるよう250cc以下、取り回しがしやすくコスパの良いバイクを求めていた。

基本的に街乗り中心で、高速道路はほとんど使用しない。

最初はホンダやヤマハの逆輸入車を考えていたが、店頭に在庫が無く、また修理時に部品の取り寄せに時間がかかるなどの理由により考えを変えた。

そこでふらっとレッドバロン(バイク屋)に足を運んだ時、眩い青色のバイクが目に止まった。

スズキのジクサーだ。

正直スズキのバイクはコスパはとても良いことは知っていたが、購入するつもりは当初なかった。

しかしながら、私は青色が好きなこともあり、ジクサーに一目惚れしてしまった。

そこから色々調べてみると、なんと私が求めていたものが全てあったのである。

軽量で取り回しがしやすい。スズキのエコパフォーマンスエンジンで燃費がとても良い。しかも新車でも価格がとても安い。

もう最後はジクサー一択になった。

そのジクサーの中でも価格帯、デザイン、乗り心地などを色々踏まえて、ギリギリ高速も乗れる150ccの街乗り最強バイク”GIXXER150(ジクサー150)”を購入することに決めた。

GIXXER150(ジクサー150)の主要スペック

GIXXER150(ジクサー150)の主なスペックを数値でまとめると

全長×全幅×全高 2020×800×1035mm
シート高 795mm
車両重量 139kg
エンジン形式 空冷4ストSOHC2バルブ単気筒
 総排気量 154cc 
 最高出力 10kW(14PS)/8000rpm 
最大トルク 14N・m(1.4kgf・m)/6000rpm
変速機形式 5速リターン
燃料タンク容量 12L
定地燃費値 55.3km/L(60km/h、2名乗車時)
メイカー希望価格 35万2000円(消費税10%込)

となる。

注目すべきは車重の軽さと燃費値の高さだ。

GIXXER150(ジクサー150)の使用用途

レビューに入る前に、私がジクサー150を普段どのように使っているかをお伝えする。

主な使用用途は

  • 1時間圏内でのお買い物
  • ちょっとしたツーリング
  • Uber Eats(ウーバーイーツ)

である。

1時間圏内でのお買い物

まずはじめに私はよく買い物をする。食料や日用品、服や漫画に趣味の中古フィギュアなど様々だ。

そんな近所の店へ行く時、私はよくジクサー150を利用する。

やはり片道30分程度の場所なら電車やバスを使うよりバイクの方が小回りが効いてアクセスが良い場合が多い。

また車を持っているのならそっちの方が良いと思うが、家具や大荷物になる買い物でなければ気軽に取り回せて駐車場代などもほとんどかからないバイクを私は推したい。

詳細
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ちょっとしたツーリング

またちょっとしたツーリングでもジクサー150を利用する。ちょっとしたと言うのは県内、もしくはお隣の県に行く程度のツーリングだ。免許をとって1年になったのだから、そろそろもっと遠出もしたいところではあるが。

Uber Eats(ウーバーイーツ)

そして私の走行距離のほとんどになっているのが、Uber Eats(ウーバーイーツ)である。

私は仕事の1つとしてウーバーの配達員をしているのだが、50ccの原付(レッツ4)でやっている頃よりもジクサー150に変えて格段に快適になった。

GIXXER150(ジクサー150)を1年乗ってみての感想・レビュー

さて、お待ちかね、GIXXER150(ジクサー150)を1年乗ってみての感想・レビューに入る。

まず一言でジクサー150の感想を言うと、 大満足 である。

良かった点をざっと上げると

  • 軽量で取り回しがちょー楽
  • 原付と比べてハイパワー
  • 街乗りに丁度良すぎる
  • 乗車姿勢が心地良い
  • カッコいい
  • 神燃費
  • コスパの鬼

などなど

軽量で取り回しがちょー楽

まずはじめにジクサー150に乗って思うことは、中型バイクの中ではとても軽く、取り回しがめっちゃ楽なことだ。

教習所に通い初めてバイクに触れると多くの人はまず ”重っ”、”扱いが大変そうだな、、” などと思うだろう。

そんな中このジクサー150。真っ先に感じたのは ”軽っ” だった。

実際の数値で比較すると、教習車(CB400SF-K)が約212kgに対しGIXXER150はなんと139kgしかないのだ。

この軽いと言うことは普段使いの街乗りライダーにとっては非常にありがたく、取り回しのしやすさがもちろん上がることで、メンタル的にも気軽にバイクを扱うことができるのである。

さすがに50ccの原付と比べてしまうと重量があるが、それでも普通の中型バイクと比べたらとても気軽に身軽に毎日バイクを乗れるだろう。

原付と比べてハイパワー

そしてそんな軽いバイクにも関わらず、原付バイクと比べればとても爽快に、ハイパワーな乗り心地を味わわせてくれる。

なんといっても自分でギアチェンジができるので、乗っていて楽しい。

もちろん排気量が150ccと低い分、400cc帯のバイクなどと比べてしまえば力不足に感じてしまうかもしれないが、高速での100km/h走行も可能なバイクなので150cc未満の原付バイクからの乗り換えなら感動することは間違いないだろう。

街乗りに丁度良すぎる

そしてその原付以上・400cc帯バイク以下のパワーなジクサー150のスペックは、街乗りする上で実に丁度良すぎるのである。

まず時速60kmまではアクセルをほとんど開かずに出せてしまう。

そして時速60〜80kmまでの区間、これがジクサー150が一番気持ちよく走れる速度帯だ。程よくアクセルを開き、風を切る感覚を爽快に感じられる。

そしてこの80km/hまでが心地よく走れることが、街乗りにぴったりなのである。

ジクサー150の1つの弱点として80km/h以上の走行はエンジンにがんばってもらわないといけないこととなるが、正直街乗りでは出す必要がない。

というかそんな調子乗った運転はいずれ捕まるので、するべきでない。

なので普段使いする街乗りバイクとして考えると、ジクサー150はドンピシャなのである。

乗車姿勢が心地よい

また私がGIXXER/GSXシリーズの中でもジクサー150を選んだ理由として、もっとも自然な乗車姿勢で乗れたこともあげられる。

悩んだ中にはフルカウルタイプのジクサーSFというのもあるのだが、こちらはスポーツタイプ特有のやや前傾姿勢になってしまう。

しかしジクサー150はスポーツタイプのみためではあるが、座って力を抜き、手を前に出したところにハンドルがあるので、とても自然な乗車姿勢で乗ることができる。

また人によってはシート高がやや高く足つきが悪いと言う人もいるが、身長169cmの私ですらベタつきで乗れるので停止時にも安定して乗れる。

なので持ち前の軽さもあり、バイクに乗っての疲れはほとんど感じないのが普段使いする上で素晴らしい。

かっこいい

これに関しては個人的な好みになってしまうが、ジクサー150はとにかくカッコいい。

見て欲しい、この眩いメタリックブルーを。

まるで仮面ライダーや戦隊モノに出てきそうな見た目ではないか。

最初は私もダサく感じてしまった時もあったが、やはりまだまだ少年なのだろう。男ごごろをくすぐってしかたなくなってしまった。

神燃費

そしてジクサー150の最も優れた特徴と言えるのが、燃費が超良いということであろう。

数値的な話でいくと公表しているもので60km/h定速走行で55.3km/L、ストップ&ゴーでも51.0km/Lである。

実際に乗ってみても、街乗り走行でガソリン1リッターあたり45~50kmぐらいの燃費で走れているので、チョーお財布に優しいバイクとなっている。

そしてガソリンタンクは12Lの容量があり満タンから走れば600kmぐらい走れてしまう計算なので、ガソリンを入れる頻度も少なく済むのでありがたい。

コスパの鬼

そしてこれだけ素晴らしい性能のジクサー150だが、驚きはその価格だ。

メイカー希望価格は税込35万2千円。

新車でも35万で買えてしまうのだ。店によれば30万前半から20万代で買えるところもあるだろう。

ちなみに私は一つ古い2019年モデルのものだったから車体価格29万8千円で買えてしまった。

素晴らしすぎる。

本当にバイク初心者の方、また街乗り中心の全てのライダーにジクサーをおすすめしたい。

弱点

これだけ素晴らしく、街乗りに関しては完璧なバイクとも呼べるGIXXER150(ジクサー150)だが、その長所を得るための代償となった弱点もいくつか存在する。

 高速道路の運転には向いていない

まずやはり街乗り最強のジクサー150ではあるが、高速道路の運転にはあまり適してはいない。

一応150ccだし時速も100kmぐらいは出せるので走れないこともないのだが、アクセルをぶん回さなければいけないし、車体も軽いので安定感のある走りは望めない。

私は高速道路を使うことはほぼないので、気にはならない。

 軽すぎるが故、横風が怖い

ジクサー150で街乗りするので唯一弱点に感じることは、軽すぎるが故、横風が怖いことだ。

通常の道路を運転する分にはいいのだが、橋の上などを走行するときは結構怖い。

なので私は風が強い時には体幹にしっかり力を入れ、レーサーのように体を丸めバイクに密着し運転している。

まあ車体が軽いことでの恩恵はそれ以上あるので、こればっかりは仕方がない。

 爆発的な加速性はない

最後に少しだけ不満を言うとすると、爆発的な加速性はないことだ。

別に普通に走る分にはなにも問題はないのだが、他の中型・大型バイクと並んでスタートダッシュをキメる時に、ロケットスタートでは遅れをとってしまう。

まあ別にレースをしている訳でもないし、何も問題ないことだが。

まとめ

総括して言えることは、GIXXER150(ジクサー150)は街乗り最強の神コスパバイクであり、初心者ライダーや街乗りライダーに最適なバイクと言えるだろう。

迷っているなら買って後悔は絶対にしないだろうし、最初の一台にはぴったりのバイクなので、どれを購入するか悩んでるビギナーの方には是非とも候補の1つに入れていただきたい一台である。

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