ここにきているということは、今から仮想通貨を始めたいけど、お金が無くなるんじゃないかと不安。もしくは実際に仮想通貨で損している人なのではないでしょうか。
端的に申します。仮想通貨、大半の人が最終的に損します。最終的に。
この記事では何で損するのか、どういうポイントで損するのか。そして最後に儲けるためにはどうすればいいかをお話しします。
何で損をするのか
もう一度厳しいことを言いますが、仮想通貨は大半の人が損をします。
ではどんなことで損をするかというと
- ⓪ 手数料
- ①高く買って、安く売る
- ②調子に乗り買い増しを続け、やられる
- ③含み益だけながめて利確せずやられる
- ④一旦利確できても、深追いしてやられる
が主にあげられます。
順番に見ていきましょう。
(手数料)
これはまず取引する上で誰もがする損です。なぜなら仮想通貨を手に入れる際に多かれ少なかれ必ず手数料がかかるからです。
すみません、これに関しては避けられません。しかし最小限に抑えることはできます。
一言でいいますと、
販売所じゃなく、取引所を使え
これにつきます。
この話に関しては知っている方も多いと思いますので、別の記事で詳しく触れたいと思います。
高く買って、安く売る
仮想通貨を始める前のあなた、
”そんな馬鹿な取引するわけないじゃん”
と思ったんじゃないでしょうか。
でもね、これ絶対にやりますよ。
まず第一の原則をして、仮想通貨に限らず全ての投資において
安く買って、高く売る
というのが絶対的な原則です。正直これさえ守ってれば誰でも利益を出すことができます。誰でも。しかしながら、頭で理解していても実際にはこれを守れていない方が意外と多いです。一つ例をあげてみましょう。
あなたならどっちに投資しますか？
多くの人は A に投資するんじゃないでしょうか。
はい、A を選んだあなた、危ないです。
おそらく A を選んだ方は最初は利益が出せます。ただ、値上がりをした銘柄は、必ずと言っていいほど調整と言った下げがあります。
もちろん上がりきった頂点付近で買えば、今まで上がってきた分だけみるみるうちに下がり、あっという間にあなたが買った値段を割ることもあります。
あなたはその頂点付近をしっかり見定めて、少ない利益でもしっかり売り抜けられる自信はありますか？
大体の人は上がってる時よりも、下がってる時の方がこれ以上お金が減るのが怖くて利確したくなるものです。その結果、これからまだ上がるかもしれないのに損切りをしてしまい、資産を減らしていくのです。
自分は B を選んだから安心！、、果たして本当にそうでしょうか。
B は、あなたが思ってる以上に上がるのが遅いです。しかも、あなたが B を持っている横で A がどんどん上がっていきます。
"自分も A を買っておけばよかった、、"
そう思う時は必ず来るでしょう。そんな中でしっかり待つことができますか？なんなら上がらないどころかじりじりとさがる B を信じ続けることはできますか？
最初は B を選んでいたけど、我慢できなくなって後から A に飛び乗って、あとは先ほどと同様の手順で焼かれる、、、
むしろ A をはじめに選んだ人より損をする。こんなことは よくある話です。
調子に乗り買い増しを続け、やられる
先の注意を守り、上がる前で買えて順調に利益が出ている方、おめでとうございます。あなたの仕込んだコインは順調に上がっています。しかし少額の余剰資金を注ぎ込んでいたあなたは次のように考えます。
”これ、もっと金を注ぎ込めば、さらに利益がでるんじゃね、？”
はい。おそらくそうです。ただ、この考え方はものすごく危険です。
”まあ10万儲かってたし、プラマイゼロかー”、、、違いますよね？
あなたは２円の時に10万円買い増しをして利確できずに１円に戻ってしまったのだから手元に残るのは15万。そう５万円のマイナスです。
まあこれはわかりやすい様に単純な数字を並べたんで騙された人は少ないとは思いますが、実際はもっとわかりにくい数字で上下を繰り返し、ずっと上がっていく資産を見ていると興奮して、金銭感覚も麻痺してくるので、結構やっちゃう人も多いです。
そして価格が上がっている時の買い増しは、取れる利益は薄くなるのに、暴落した時のリスクは高くなるので慎重に考えなければいけません。
含み益だけながめて利確せずやられる
”わかったわかった、結局安値で仕込んでずっと持っとけばいいんでしょ？”
はい。その通りです。基本的には。
しかし実際に自分のお金にするには、いつかは必ず利確をしなければいけません。
しかし欲深いあなたはこう考えます、
”これ１０円までいったってことは、そのうち１００円までいくんじゃない？？そしたら1000万！？”
しかし１０円を境に調整を始め、みるみるうちに６円、そしてそんな中ビットコインも大暴落してその波に飲まれ CAT も３円、そこからまだあの頃の上がり方を忘れられないあなたは信じて握り続けるも、じりじりと下がっていき、気付いたら0.8円、、
なんてことも平気で起こります！高騰するのもけっこう早いですが、下がるのはもっと一瞬です。めちゃめちゃ上がるのが仮想通貨ですが、その分しっかり下がるのも仮想通貨です。
長期保有するのは仮想通貨での一個の大事なストラテジーなんですが、良いタイミングで利確しなければ、一度は目にした爆益もただの絵に描いた餅となります。
一旦利確できても、深追いしてやられる
はい、この度あなたは見事安値で仕込むことが出来て、ちゃんと下手なタイミングで動かすこともなく、しっかり高騰したところで利確できました！あとは出金するだけですね！
、、、しかしどうでしょう。あなたが投資していたコインは利確してもなお止まることを知らず、ぐんぐん伸びています！欲深いあなたはまた
”え、、？勿体なかった、？これ買い直したほうがまだまだ利益でるんじゃね？”
と考えます。そして利確時からさらに価格が上がっているにもかかわらず再び買い、あろうことかその買った直後が本当のピーク。
仮に買ったとこから３倍になった地点で利確して、買い直した地点が４倍、そこから３倍地点に戻っただけで得られる利益は結局2.25倍まで落ちてしまいます。
仮想通貨トレードを完璧なものにするのは不可能だと思ってください。
”アタマとシッポはくれてやれ” と投資の世界でよく言われますがまさにその通りで、そのくらいの心の余裕がないと必ず愚かなトレードへと走ります。
その他、損するポイントとしては
- 無理なレバレッジ
- GOX
- 取引所の突然の閉鎖
- 税金
などもあげれますが、こちらは普通のトレードにはあまり関係の無い特殊なパターンですので別の機会でお話し出来たらと思います。
利益を出すには
「えー、始めようと思ってたけど、やっぱ仮想通貨は止めとこっかなー、、」
ここまで読んでそう思った方も少なくないでしょう。
しかし、実際今の時代でしっかり向き合えば、これだけ効率的かつ素早く稼げる投資先は仮想通貨の他に無いと私は思っています。
では逆に利益を出すにはどうすれば良いかと言うと、
この４点は必ず守ってください。
逆に言うと、これらを守っていればあなたは利益が出せているはずです。
損をしないために
最後に、損をしないための心構えをお伝えします。
まずはじめに、買うタイミングと売るタイミングをしっかり考えてください。
しつこく言いますが、買うのは安くなってる時。
たとえ値上がりをしてるコインだとしても、必ずジグザグに上がっていきます。そこの谷のあたりで買ってください。
そして大体の想像でいいんで、そのコインがどれぐらい上がるか予想してください。堅実にいくなら２〜３倍、希望が見えるなら１０倍や100倍、夢をみて1億円を手にするまでとかでも結構です。
そうすれば、ちょっと価格が下がるぐらいでしたらしっかり持っていられますし、上がった時にしっかり利確もできます。
そして次に経験をしてください。
どんな凄腕トレーダーだって最初は皆んな失敗もします。損することもあります。ただその損も経験値になり次に繋がり、失敗を繰り返すことでだんだん安定して利益を出すことができる様になるのです。
矛盾するようにも聞こえますが、少しの失敗は恐れずに興味があるならとりあえずやってみてください。どれだけ損をしても０、もしくはマイナスになることは普通のトレードではまず無いので、宝くじやギャンブルよりかは全然マシです。
そして少し失敗したぐらいでしたら逃げるではなく、次上手くいく様に考えてください。これは何をするにもそうですよね。
最後に必ず余剰資産で投資をしてください。
少しでも興味があるならばすぐにでも仮想通貨を始めることを私はお勧めしますが、最悪なくなってもいいお金で投資をしてください。
なぜなら仮想通貨の投資は想像以上にメンタルにきます。もし自分の手に負える以上のお金をつぎ込むものなら、上がっても下がっても四六時中チャートが気になって張り付くようになります。
愚かなトレードもし易くなります。
そして何より、失敗が破産へと繋がりかねません。
どんなに好景気でも自分のキャパを超える額は絶対に入れないでください。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
これから仮想通貨についての記事をどんどん書いていくつもりですが、まず自分のサイトから得をする人を生み出すことより、損をする人がいなくなることを願い、この記事を一番最初に書かせていただきました。
今日お話しした失敗例については、約４年間ほど仮想通貨に触れていた自分が全て体験したものであり、実体験を元に優先的にピックアップしたものになります。
上記のことが当てはまらない時もございますが、常に気をつけていてください。
それでは、一緒に爆益をとりましょう☆！
