おれは大人になってからジュースやお茶ではなく、水をよく飲むようになった。
なぜなら喉を潤すのに一番適しているし、健康的だし、美味いし、なにより安い。
そしておれは大人になったので、水にも少しは金をかけるようになった。
そしてその先の夢にあるのが、
ウォーターサーバー
だ。
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おれの現在の水事情
激安２L水
愛用激安２L水
おれはよく水を飲む。
朝にコーヒー、たまの晩酌にビールやサワー、時々カルピスなども飲むが、基本的におれの水分摂取は”水”に頼っている。
そして水へのこだわりは特にはないが、大人になり水道水と天然水の違いぐらいはしっかりわかる舌になってしまったので、近所のスーパーで一番安い２L水を買って嗜んでいる。
20歳で1人暮らしを始めてからこの生活を続けているので、かれこれ10年近くなる。
もはや習慣化してしまったので、この生活に不満は無い、訳では無い。
それは
”わざわざ重い２Lペットボトルを何本も（調子良い時には箱で）買いに行き、持って帰らなければならないこと”
だ。
そう、こんな生活をかれこれ10年続けて習慣化してしまったから特に考えずにやれているものの、ふと冷静になればバカみたいにダルい。
重い
まず重い。
おれは立派な男の子だから別に運べない訳ではないが、それでも通常の買い物＋２L水×２が基本だとすると、普通のビニール袋で持とうもんなら持ち手がハリガネの如く手に食い込み激痛が襲う。
なのでエコバッグ＋こんな感じのグリップでまだ持てる筋トレグッツとして昇華させている。
買い行くのが面倒
まあ重いことは避けられない事として多めに見ても、”買い行くのが面倒”というのが一番厄介なのだ。
お伝えした通り私は水をよく消費するので、２L水もわりとすぐに無くなる。
なので１買い物あたり２本のペースだと、少なくとも週に１回は買い物に出かけなくてはならない。
”週１ならいいじゃん” とお思いかもしれないが、そこが最低ラインであって3日でなくなる事だってある。
なのでおれの買い物は”水が無いから”という理由だけでせかされる。
水なんてひねれば出てくるのに。
すぐに冷えない、冷蔵庫を圧迫する
そしてさらにダルいことに拍車をかけるのは、”すぐに冷えない”事だ。
常温水はカラダに良いなんて聞くが、やはりキンキンに冷えてない水なんて飲んでられない。
夏場は特に２L水なんてすぐになくなり、頻繁に買いに行かなければいけないに加えて、すぐに冷やさないといけない。
だから１ペットが無くなる前にもう１ペットを冷やしておく必要がある。
そして合計４Lペットを冷蔵庫に入れるとなかなか容量を圧迫してくれ、これまたダルい。
ウォーターサーバーが理想系
以上のことをふまえ、習慣化してるが故なんとか２Lペットに耐えれている訳だが、やはりもっと利用的な水のやりくりは考えられる。
そしてその考えられる究極の理想系が”ウォーターサーバー”なのだ。
ひねればすぐ冷えた水・熱湯が出てくる
まずやはりウォーターサーバーの魅力は１プッシュですぐ冷たい水が出てきてくれる所だ。
冷蔵庫を開けキャップをひねる動作すらなくせるのは、さぞ心地が良いだろう。
しかもケトルやポットを使わなくても一瞬でお湯が出せるのも魅力的だ。
普段はティファールを使ってコーヒーを飲むことに全く苦には思っていないのだが、きっとウォーターサーバーの悦びを知ってしまったら戻れなくなる。
自動的に水を運んでくれる
そしてもう１つの悩みの種である運搬問題も、ウォーターサーバーに変えれば解決してくれる。
毎月１回自動的に必要な分の水を届けてくれるのだから、生活から水の心配を完全に除外してくれるのだ。
雰囲気が良い
画像：コスモウォーター
そしてデザインにもよるが、ウォーターサーバーがあるだけでなんとなく小洒落た雰囲気をかもし出すことができる。
ただ水を飲むという動作がエレガントになるに違いない。
もしもの時にも安心
最後に、普段使い以外のことは基本的に考えたくないのだが、やはり大きな地震などもしもの時にもウォーターサーバーがあればある程度の飲料水の確保はしてくれるので安心だ
なぜウォーターサーバーに変えないの？
こんなに魅力的なウォーターサーバー。
”じゃあウォーターサーバーにすればいいじゃん！” と思うかもしれないが、やはり夢に留まっているだけの理由はある。
２L水よりは高い
まず一番のネックなのは、２L水よりは確実に運用コストが上がることだ。
一例として
| 配送周期 | 量 | 価格 | |
| コスモウォーター |
４週 | ２４L | 4104円 |
PREMIUM WATER |
４週 | ２４L | 3974円 |
| 格安２L水 | × | （２４L） | 876円 |
※税込
天然水ウォーターサーバーの大手２社の最安価格をまとめるとこうなる。
配送周期は一番遅い４週、水の量は最低注文量の１２L×２の２４L。
正直今のペースの自分の消費量ならこれぐらいでちょうど良く、無理なく消費できるだろう。
天然水ウォーターサーバーの相場は大体4000円前後。
ちなみに私が現在スーパー（OKストア）で購入している格安２L水の価格は１本73円（税込）
なので２４Lで合わせると876円となる。
んー、、
やはり思っているよりウォーターサーバーが高い。
現状の運用の４倍以上だ。
しかも２４Lというのがまた絶妙な量だ。
どうせなら料理とかにもジャブジャブ使いたいのに、そんなに余裕のある量ではない。
そして量を増やしたからって純粋な基本料がそのまま上がるだけなので、決してお得にはならない。
年間にして約4万円の違い。
果たしてウォーターサーバーにそこまでの付加価値があるのだろうか。
契約が厄介
まあ買いに行く手間が省けて、いつでもすぐに冷水・お湯を使える恩恵を考慮したら、それだけの価値はあるのかもしれない。
しかしながら厄介なのは”契約期間”だ
| 契約期間 | 解約金 | |
| コスモウォーター |
２年 | 16500円 |
| PREMIUM WATER |
３年 | 15000円 |
大体どこのウォーターサーバーも２〜３年の契約期間があり、それよりも短い期間で解約をしてしまうと2万円近くの解約金を取られてしまう。
もちろん契約期間以上使えば解約金をとられることはないのだが、やはりそれなりの長い期間ウォーターサーバーを使い続ける覚悟がないといけないのだ。
スペースが要る
そしてもう１つの悩みの種は”スペースが要る”ことだ。
ウォーターサーバーは見た目がスタイリッシュで良いのだが、置くにはある程度のスペースが必要だ。
まあ最近では卓上型のコンパクトな物もあるのだが、それでも狭い部屋だと置き場所に困るかもしれない。
代替案
まあ大きな理由として料金・契約の壁でおれは未だにウォーターサーバーの契約には至っていない。
しかしながら、もうあんなダルい２L水に縛られたくない。
従来の水のやりくりは変えたいのだ。
そこで現状考えられる代替案を挙げていく。
Amazon定期便で良くね？
やはり現状の２L水問題で一番ダルいのは
”わざわざ買いに行かなければいけない”
こと。
”じゃあAmazonでいっちゃん安い水を注文していけば良くね？”
現状見つかる最安の水はこれだ
通常で買うと1059円（１本118円）、そして定期便なら1006円（１本112円）で買える。※2023年5月現在
水なんて定期的に届いても困らないので、３週間ぐらいの定期便で頼めば丁度良いはずだ。
| １本 | ３週 | 年間 | |
| Amazon水 | １１２円 | 1006円 | 17102円 |
| 格安２L水 | ７３円 | 657円 | 11169円 |
| 差額 | 39円 | 349円 | 5933円 |
うん。
年間で大体6000円の差額。
月500円のサブスクだと思えばアマゾン定期便を利用するのは全然悪くは無い。
、、
ただなー、おれは水をジャブジャブ使いたいんだよ！
ワンプッシュで冷水を出したいんだよ！
浄水型ウォーターサーバーとかどう？
そこでもう１つの提案として出てくるのが、”浄水型”のウォーターサーバーだ。
| 配送周期 | 量 | 価格 | |
エブリィフレシャス(浄水型) |
無し | 無限 | 3300円 |
| コスモウォーター |
４週 | ２４L | 4104円 |
浄水型ウォーターサーバーというのは文字通り家庭の水道水を”浄水”して運用するウォーターサーバーで、従来の最低発送ノルマや決まった水の量などを一切気にせず使える画期的なサービスだ。
なので配送の受け取りやボトルを置くスペースなども気にせず使え、代わりに６ヶ月に１度だけ無料で浄水カートリッジが送られてくる。
しかもエブリィフレシャスを例にとると月額3300円税込と相場より1000円近く安く済む。
なのでおれが求めていた通り水をジャブジャブ使うことができ、使う量によっては激安２L水よりもコスパが良くなるだろう。
１日の使用量と料金
| １L | ２L | ３L | |
| エブリィフレシャス |
１０６円 | １０６円 | １０６円 |
| 激安２L水 | ３７円 | ７３円 | １１０円 |
| Amazon水 | ５６円 | １１２円 | １６８円 |
計算すると１日２L使うならAmazonで買う水よりも安く、さらに１日３L使うならスーパーの激安２L水よりも安くなるのだ。
１人だと正直１日３L使うのは厳しいが、２人以上で使うのならそれより使ってもおかしくないので、家庭によっては浄水型ウォーターサーバーの方がお得になりうる。
これはかなりアリだ。
正直天然水を求めているところはあるが、日本の水道水も全然レベルは高く、浄水さえすれば天然水と引けを取らないだろう。
これならお米を炊く時はもちろん、パスタを茹でるお湯なんかにもガンガン使える。
わくわくが止まらない。
エブリィフレシャスでok
浄水型ウォーターサーバーのメーカーはいくつかあるが、エブリィフレシャスを選んでおけば間違いないだろう。
料金面はどこも大差なく、機能はエブリィフレシャスが優れていて、尚且つデザインも良い。
またウォーターサーバーを置きたいけどスペースがない人の為にも、エブリィフレシャスはコンパクトな卓上型のウォーターサーバーも選択できるので、場所がなく諦めていた人でも導入が可能だろう。
ただし！
ただし！やはり注意してほしいのは”解約金”だ。
エブリィフレシャスの場合は3年の契約期間で、1年未満は22000円・1〜2年で16500円・2〜3年は11000円の解約金が発生する。
良い水をジャブジャブ使いたい人にはオススメしたいが、やはり長くつれそう覚悟は必要だ。
たどり着いた答え、Brita。
そしてそんなおれは今すぐエブリフレシャスを契約したい気持ちはあるが、この先のノマド生活のためにやはり今は契約できない。
”んー、、Amazon定期便でも頼むか？”
と思っていたが、この浄水型ウォーターサーバーのことを考えていたら、ある案が浮上した。
”そういや浄水ポットとかあったな。”
Brita 浄水ポット
画像：BRITAポット型浄水器
そう、おれは天然水にこだわっていたが、
”別に浄水した水道水でもいいんじゃね？” とふと思った。
だがわざわざ蛇口に浄水器は付けたくなかった。
しかし、あるではないか、浄水型ウォーターサーバーでも浄水器でもなく、もっと手軽に浄水する方法が。
浄水ポットが。
メーカーは世界的知名度と抜群のコスパを兼ね備えた”Brita（ブリタ）”で良い。
値段にしたら浄水カートリッジ付きの容器が大体3000円前後。
浄水カートリッジは１５０Lで交換。値段は大体１個1000円。
計算するとこうだ
| ２L | ３週(１８L) | 年間(306L) | |
| Amazon水 | １１２円 | 1006円 | 17102円 |
| 格安２L水 | ７３円 | 657円 | 11169円 |
| Brita浄水ポット | 約１３円 | １２０円 | 2040円 |
※容器代、水道代はいれないものとする
おいおいおい、なんでもっと早く気づかなかったんだ、おれは。
２Lがたったの１３円だと！！？
バカみたいにお得じゃないか！
計算に初期費用である容器代と、水道代はいれていないが、水道代は１Lあたり0.2円と言われているし、微々たる誤差であるだろう。
年間にして2000円弱と、激安２L水の５分の１以下
これならマジでジャブジャブ使えるし、重たいペットボトルを買う手間も省けるし、水やサーバーを置くスペースだっていらないし、ゴミは出ないし、、、
なによりクソ安い。
おいおいおい、一石何鳥なんだよこれは！？
ということで思い立ったらすぐポチりました。
Brita リクエリ
ブリタの浄水ポットの中でも色々種類があるのだが、使い勝手と冷蔵庫のドアポケットに入るサイズ感を考えたら”リクエリ”のモデルが最適かなという結論に至った。
そしてすでに数日使ってみたのだが、
めっちゃ良い！よ。
正直おれは舌が肥えてるから天然水との違いは若干感じたが、それでも普通の水道水よりうまいうまい。
これで念願のジャブジャブ生活の始まりだ。
まじで本当にもっと早く出会いたかった。
今回はそんなお話。
ただやはり１プッシュ冷水のウォーターサーバー
は憧れの夢。
次回につづく。
