”集中力”
何事においても我々人間が何かを成すためには、必ず必要になってくる力であろう。
しかし人間は皆ナマケモノだ。
難しい事に時間を使っている時に、集中力が持続する人などごく一部だろう。
誰しもが楽な方に逃げ、誰しもが誘惑に負ける。
そんなあなたに集中力を持続させる為の1つの提案。
”タイマー学習法”
である。
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人間誰しもナマケモノ
まず第一に、あなたは勉強や仕事、難しいことや新しいことへ挑戦するときに、どーも集中力が続かない、、
と、お悩みではないだろうか。
しかしながら、そこまで落胆する必要はない。
なぜなら人間誰しもがナマケモノ。
皆んな楽をしたがるし、誘惑があればすぐ惑わされるし、脳を使う事で集中力がずっと持つ人など存在しない。
人間は完璧な生き物なんかじゃないんだ。
だがしかし!ここぞという時に集中力が必要なのは事実。
勉強や仕事などにおいて、能力よりも集中力が持つかどうかが、他より秀でるために必要な力だと私は思う。
タイマー学習法の発見
そしてそんなことを言っている私も、長年集中力の無さに悩まされている人間の1人だ。
勉強しようとしても一度ケータイを手に取ったら長々といじり続けてしまうし、すぐ別のことを考え出すし、眠くなるし、etc
この問題をどげんかせんといかんと思ったのは、本格的なテストが始まった中学生の時だった。
自分で言うのはナンだが、それなりに頭は良い。
しかし一度勉強しなければテストで良い点など取れる訳がない。
そして勉強しようとしても、煩悩がいっぱいで集中ができない。
そんな時にパッと私の目に入ったのが”キッチンタイマー”だった。
”よし、テストの時間である50分だけはこの勉強だけをやって、あとは遊ぼう!”
そんな思いでキッチンタイマーの時間をセットしてから、私の勉強方法は変わった。
タイマー学習法とは
さて、そんな私が発見した(すでにあっただろうがが)タイマー学習法をご紹介していく。
やることはいたってシンプル。
まずタイマーを用意する。(物はなんでも良いが、しっかり時間は測ること)
そして集中する時間と休憩時間をしっかり決め、あとはタイマーに従いながらそのセットをこなしていくのである。
私のオススメは50分集中の10分休憩の1セットをひたすらこなしていくやり方だ。
この時間配分ならちょうど1つの集中力が切れる前に休憩がやってきて、1セット1時間となり時間管理と積み重ねる達成感がちょうど良いからだ。
そしてこのタイマー学習法の重要なポイントは”キリが悪くてもタイマーが鳴ったら強制終了して10分しっかり休憩すること”だ。
ポイント:休憩は絶対に挟むこと
勉強をしているとノってきて、時間が来ても”まだやりたい”と思うこともあるだろう。
しかし冒頭でお話しした通り、人間の集中力など限界があり、高が知れている。
なのでどんなにキリが悪くても一度しっかり休憩を挟むことで、その集中力を出来るだけ長く伸ばそうという魂胆である。
そして中途半端なところで休憩を挟むもう1つのメリットは”またやりたい!”と思えることである。
どうしてもキリが良く終わってしまうと、そこで終わっても良いという感情になってしまう。
よって小休憩がそのまま”今日の終わり”になりかねない。
よって”まだ中途半端!”という感情のまま休憩に入ることで、その後スムーズにまた勉強を再開することができるのだ。
メンタリストDaiGoも紹介
そしてこの集中力持続方は、あのメンタリストDaiGoの著書”自分を操る超集中力”でも取り上げられている。
DaiGoさんの本では”ポモドーロテクニック”として25分の集中と5分の休憩の1セットを繰り返すやり方で紹介されていた。
たしかに25分なら誰でも深く集中できるだろうから、本当に集中力が持たなくて困っている人は、この30分1セットのやり方から試してみるのも良いだろう。
この集中と休憩の1セットは人によっても、目指しているものによっても最適な時間は様々だ。
テストの時間が90分なら90分/20分などで回しても良いし、50分の集中もギリ難しいのなら40分/10分等で回しても良い。
大事なことはしっかりと勉強する時間を作り、集中力を持続させることなのだから。
ちなみにこの”自分を操る超集中力”という本は他にも集中力をあげるテクニックが存分にかかれており、自分も読んでよかった本の一つでもある。
タイマー学習法のメリット
そして私はこのタイマー学習法を身につけたおかげで、格段に長く・そして集中して勉強に取り掛かれるようになった。
やはり自習の最大の課題であるのは”自己コントロール”
何度も言うが人間など皆ナマケモノで、誘惑があればすぐ飛びつくし、頭を使う事でずっと集中していられる人など存在しない。
なのである程度自分を制約しなければいけないのである。
学校や塾では教師がいて、周りも勉強をしている空間なので、自分を律するのは容易い。
しかし自習においては何をしても自由。
なのでこのタイマーに従うということは自己コントロールの大きな手助けとなってくれ、勉強時間を多く確保しやすくしてくれるのだ。
またしっかりと休憩を挟んでいるので、集中力を持続させやすくしてくれる。
自分を上手くコントロールできない全ての人へ、このタイマーテクニックを試してみて欲しい。
勉強以外にもタイマー学習法を活用しよう!
そして”タイマー学習法”と呼んでいるが、なにも勉強だけにこのテクニックを留めてはいけない。
フリーランスやフレキシブルワーカーには”仕事”に活用。
アーティストやデザイナーの方なら”創作活動”に活用。
さまざまな”集中力”を持続させたい時にこのタイマーテクニックを使って欲しい。
ちなみに私ももっぱらこのブロブを書く時に、タイマー学習法を使っている。
50分集中の10分休憩である。
小休憩でなにをすれば?
さて、この集中力を持続させるのにうってつけな”タイマー学習法”であるが、1つ疑問に思うことはないだろうか。
”10分だけの小休憩で一体なにをすればいいの?”
そう、休憩を取れとはいったものの、5分10分ほどの僅かな”小休憩”
テレビを見たり漫画を読んだりは難しいし、この少ない時間の休憩にとどめなければいけない。
なのであまり楽しすぎては小休憩が大休憩になりかねない。
しかし脳をリフレッシュするにはちゃんと休まなければならない。
そこで私が小休憩で何をしているか、オススメをご紹介していく。
①音楽を聴く
まず私の定番は”音楽を聴く”ことだ。
10分の休憩なら2〜3曲は聴けるし、しっかりとリフレッシュもできるし、なによりスパッとやめれて次の集中へ移れる。
皆だれしも好きな音楽はあるだろうし、小休憩では音楽を聴くことがとても適している。
②散歩をする
そして次にオススメなのが”散歩をする”ことだ。
やはり基本的に集中する時間はイスに座りっぱなしになってしまうだろう。
人によってはずっとイスに座ることは苦ではないかもしれないが、やはり人間基本的にはずっとイスに座りっぱなしでいるのはメンタル的にもフィジカル的にも健康によろしくない。
なのでトイレに行くために立ち上がったり、近くをフラフラするだけで良いので、軽く散歩することも非常にオススメだ。
③瞑想する
また”瞑想すること”も小休憩では適している。
脳を使ったあとには、なにも考えずに10分間ぼーっとしているだけでリフレッシュするだろう。
目を閉じて深い瞑想に入るのも良い。
ただ気をつけて欲しいのは”眠ってしまうこと”だ。
もちろんあまり眠たいのなら少し眠ることも良いのだが、おそらく30分程度の休憩になってしまうし、その後しばらくは脳がうまく働いてくれないので、次の集中にうまく入りずらくなる。
なので目を閉じる場合は音楽も一緒に聴くなどして、眠らずに音楽に没頭することをオススメする。
上記3つ以外にもTikTokやYouTubeなどのショート動画を見る、インスタやTwitterなどSNSのチェックなどもできるとは思うが、ついつい面白くなりすぎて時間を忘れてしまいがちになるのであまりお勧めはしない。
シンプルにスマートフォンをいじる場合にも、同様に注意だ。
最後に
最後に守って欲しいことは、キッチンタイマーやスマホ内蔵のタイマーなどどれを使っても良いのだが、必ず”音が鳴るもの”を使って欲しい。
やはり我々は学校のチャイムで時間を区切って育ったように、音で時間を知らせる方が集中と休憩のメリハリをつけやすいからだ。
”そんなこと言ってもカフェとかじゃ周りに迷惑だし、、”
と言う人は、せめてバイブレーションだけでもONにしてほしい。
しっかり集中と休憩の時間を設定して、そこにしっかり従うことが、なにより重要なのだから。