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ビットコインってなに?

2021年11月10日

「仮想通貨、”ビットコイン” ぐらいなら名前は聞いたことあるけど、そもそもなんなの?」

という人のために今回は ビットコインとは何なのか をわかり易くまとめていきます。

ビットコインは仮想通貨の祖

ビットコインはもちろん仮想通貨の中の一つです。そして仮想通貨というものは、ビットコインから始まりました。

誕生は2009年、Satoshi Nakamoto という人物によって生み出されました。人物の特定は未だされていませんが、名前から察するに我ら日本人からですね。

そしてこのビットコインというのは、初めてブロックチェーン技術が使われた、中央管理体を持たず、透明かつ安全、迅速に取引できる新時代の通貨として注目を集めました。

そして現在は5000種以上のコインがあり、いまだ増え続けていますが、このすべてはビットコイン(BTC)の技術を応用したものになります。

 

ビットコインは基軸である

ビットコインは多くの仮想通貨において基軸の役割をはたします。

どういうことかというと、まずビットコインは一番歴史・知名度のあるコインで、どこの取引所でも取り扱っています。

そして大体のその他の仮想通貨(アルトコイン)ともビットコインを介しての取引が可能です。

つまりどれだけ仮想通貨市場が活性化し、ビットコインの他に優れた仮想通貨が登場しても、取引所がビットコインを扱っているうちは基軸としての地位は揺るがず、ビットコイン自身も共に成長していくわけです。

そして5000をも超える優れた技術をもつコインが登場した今もなお、ほとんどがビットコインを中心とした値動きをたどっているわけです。

増えることのない枚数

こちらもビットコインの価値を高めている大きな要因の一つです。

ビットコインの総発行枚数は2100万枚と設定されており、これ以上の枚数に増えることはありません

これはビットコインの中のプログラミングで、発行上限に達しそうになる前に自動で発行量を減らしてくれるからです。

2021年現在はおおよそ全体の89%が発行されていると言われ、2033年には全体の99%。そこからのマイニング量はかなり軽微になり、だいたい2140年に上限を迎える計算です。

このことにより、金と同じ様にこの世にあるだけのビットコインを分け与えることになるので、資産価値が高いものとされるわけです。

マイニング

ビットコインの新規発行はこの ”マイニング” という作業から行われます。

マイニングといっても鉱物を掘り出しに山に行くみたいな感じではなく、ビットコインの場合はブロックチェーンで行われた取引を承認する作業を完了したのちにもらえる報酬のようなものです。

このマイニングという作業は頑張れば個人のパソコンからも行うこともできるのですが、この承認の作業はかなり複雑な計算をしなくてはいけなく、普通のパソコンですと処理能力をあげるための改造が必要で電気代もかなりかかり、早いもの順なのでマイニングに乗り出している企業にスピードで追いつける訳もなく、個人で行うのは現実的ではないです。

広告塔の役割

ここからは投資家目線での話になるのですが、仮想通貨全体を盛り上げるためにはまずはビットコインの価値が伸びる必要があります

なぜかというと、先程お話しした通りまず第一にビットコインが一番の知名度を誇ります。

ですからニュースなどで取り上げるときもまずはビットコインの話になり、新規参入者の目もひくからです。

次にビットコインは基軸の役割もしているので、アルトコインを伸ばす時もまずはビットコインを伸ばし、アルトコインにその資金を流す方が効率がいいのです。

ですからバブルが始まると、広告塔であるビットコインの価格がまず伸びてくるのです。

まとめ

これらのことを一言でまとめると、つまりビットコインというものは

仮想通貨の象徴的存在であり、

仮想通貨が終わらない限り価格が上下しようとも価値は変わらないもの

である。

※あくまで個人の見解です。

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