今回は日本の暗号資産取引所でも取り扱いのある”ENJ(エンジンコイン)”とはなんなのかをわかりやすく解説していきます!
ENJ(エンジンコイン)とは
ENJ(エンジンコイン)は2017年11月にシンガポールの企業である”Enjin(エンジン社)” から発行された、[Enjin プラットフォーム]で使われるトークンです。
発行上限枚数は10億枚
時価総額は2021年12月現在で61位
エンジン社はゲーミング会社であり、Enjin プラットフォームはゲームやNFTなどによく使われるものですが、具体的にENJがどのようなものなのかを詳しくみていきましょう!
ブロックチェーンゲームを開発できる
まずゲーミング会社から作られたプラットフォームなだけあり、Enjin プラットフォームを使えば、ブロックチェーンコードを作るスキルがない人でも通常のプログラミングの要領でブロックチェーンゲームの開発を行うことができます。
そしてEnjin プラットフォームはイーサリアムベースのものなので、開発するゲームにスマートコントラクトやNFTを簡単に組み込む事が可能になります。
NFTをゲームに取り入れることにより、ゲーム上のアイテムに希少価値を持たせる事ができ、そこでの交換や売買で利益をだすことも可能になります。
NFTを作成できる
同様にEnjinプラットフォームでNFTを作成できます。
NFTというのはネット上でも価値やそのものが本物なのかを証明してくれるもので、ネット上の商売などの取引にとても重要なものになります。
そしてNFTでのアイテムはEnjinプラットフォーム内のゲームの垣根を超えて使用することも可能で、自分だけのたった一つのものとしても扱うこともできます。
またゲーム以外にも音楽やスポーツ、アートなどの様々な分野のNFTも発行できます。
大手企業との提携
エンジンコインはMicrosoftやサムスンといった、有名な企業との提携をしていて製品の開発を行なっています。
代表的な例だと、あの有名ゲームのマインクラフトの拡張機能で”エンジンクラフト” がリリースされ、NFTアイテムのやりとりなどができるようになりました。
またサムスンのgalaxyの仮想通貨ウォレットにもエンジンコインが採用されていたりします。
またこれからもさまざまな企業との提携に期待できます。
将来性
Enjinプラットフォームには世界中に2000万人を超えるユーザーがいて、様々なことに使われる可能性を秘めております。
マインクラフトとの連携のような、人気ブロックチェーンゲームがこれから輩出されることにも期待できますし、これからのNFT市場やメタバース市場の広がりに合わせてさらに飛躍していくことが考えられます。
また現在日本の暗号資産取引所ではコインチェックとGMOコインでしか上場されてないので、さらなる取引所での上場にも期待できるでしょう。
まとめ
[ENJとは]
- ゲーミング会社であるエンジン社が作り出した仮想通貨であり、Enjinプラットフォームで使われるトークンである。
- Enjinプラットフォームではブロックチェーンゲームを比較的簡単に作成できる。
- EnjinプラットフォームではさまざまなジャンルのNFTが作成できる
- Microsoftやサムスンとの提携があり、マインクラフトとのコラボのような機会を今後も期待できる